親子旅行記

3歳の娘、妻、私の旅行記を主に書いてます

読書

【感想】バッタを倒しにアフリカへ~バッタのプレゼン・広報の方法は参考になるよ

好きなことをして食べて行くのは難しい。子どもの頃からの夢をかなえて、職業にし稼いでいける人はほんの一握りなのであろう。 著者・前野ウルド浩太郎氏は「バッタに食べられたい」という一風変わった子どもの頃からの夢をかなえるため、昆虫学者になった。…

【感想】「AI VS.教科書が読めない子どもたち」は子どもにどのような能力を伸ばしたらよいか参考になる

「AI VS.教科書が読めない子どもたち」。結構衝撃的なタイトルで目を引いたので、読んでみた。色々と参考になることが多かったので、感想を書く。 〇 あらすじ 世間ではAIの議論が賑わっているが、AIは人間に取って代わることはない。「東ロボくん」という人…

[感想]保育園を呼ぶ声が聞こえる〜権利を主張することについて考えさせられる

娘も昨年の4月から保育園に通っているが、認可には入れなかった。読売新聞社の調査で今年4月からの認可保育施設への入所を決める一次選考で、待機児童の多い全国の78自治体では、4人に1人が入所を認められなかったそうだ。保育園は人生で最初に親以外の…

[感想]育児エッセイ漫画「たまご絵日記」はパパも共感できる

妻に勧められて育児エッセイ漫画の「たまご絵日記」を読んだ。新米ママが書いた本であるが、新米パパから見ても思わず頷きたくなることが書いてあったので、感想を書こうと思う。 作者ナナイロペリカンさんは元々グラフィックデザイナーで妊娠を機に退職。そ…

【感想】きりこについて(西加奈子) 子どもたちは酔っ払い!?

最近、西加奈子の小説にはまり出した。今回は「きりこについて」を読んだので感想を書こうと思う。 あらすじ きりこはぶすであるが、両親に可愛いと言われて育ったため、コンプレックスを抱くことなく自信を持っていた。しかし、思春期を迎え、好きな男の子…

西加奈子のサラバ!は子どもとの関わり方についても参考になる

西加奈子のサラバ!を読んだ。上、中、下の3巻で約1000ページである。ボリュームがあり、なかなか手が出せなかったが、本屋でも中心に置かれる程人気のある小説で、気になったので読んでみた。 ○ あらすじ 物語は生まれた瞬間から始まる。生まれた場所はイ…