東京西川のエアー01マットレスを1か月半使ってみた感想
今まで使っていた布団は十数年以上使っていたため、すっかりへこんでしまって、埃っぽかったので先月布団を買い替えた。布団はそれなりの値段もするので、是非寝心地を確認してから購入した方が良い。そこで、専門のアドバイザーがいる、西川の布団専門店に行ってみた。
我が家はフローリングにマットレスと布団を敷いているが、最初に勧められたのは、ムアツという昭和西川のフロアタイプの布団である。マツコ・デラックスが出てるCMの布団である。寝心地は今まで使っていた布団と比べものにならない程良いのだが、若干布団が柔らかく感じた。
布団を選ぶとき、男性は女性や子どもに比べて体重があるため、布団の表面が沈みにくい硬めの布団を選んだ方が良いとのことだ。
布団の硬さを表す単位がニュートンというらしい。ムアツの2フォームは90から110ニュートンまであったが、シングル90は38,000円、100は55,000円、110は70,000円(それぞれ税別)と硬さに比例して値段が上がっていく。
次に東京西川のエアーというマットレスタイプの布団を試してみた。エアーもピンキリであるが、一番安いエアー01はムアツの90と同じ38,000円(税別)だった。しかし、エアー01は100ニュートンと120ニュートンの2種類あり、ともに同じ値段である。どちらも試してみたが、120ニュートンの方がしっかり体を支えている感じがして、寝心地が良い。
ムアツもエアーも凹凸型の構造になっていて点で体を支えるため、睡眠中に血行を妨げにくくする効果が期待され、体への負担を軽減するそうである。ただ、布団の硬さに対する値段と、デザインを考慮するとエアーの方に軍配が上がる。エアー01のシングルとセミダブル(53,000円。税別)を購入した。
ただ、エアーにも欠点があるようだ。それは布団の下が一晩にしてかなり湿ってしまうことだ(下の写真のとおり)。専用の吸水シートを勧められたが、21,000円とかなり高価だったので断った。もちろん、布団を敷きっぱなしにすれば、すぐにカビが発生しそうだが、丸めて縦に置いておけば全く問題はなさそうである。さらに、手入れとしては1週間に1回は通気性のあるところに置けば良いとのこと。
1か月半使用した感想としては、起きたときに腰が楽な感じがした。起きたときのだるさがない。
ただ、最初の1週間は使い慣れていないため、かなり硬く感じて、肩の辺りが痛かった。また、風を引いて体調を崩したときには、布団が硬く感じた。その場合は、下に毛布を引くことで硬さを和らげることは可能である。
あと、今まで使っていた枕は硬めのものを使っていたが、柔らかいものに替えた。布団も枕も硬いと首が痛くなるからだ。
布団は高い買い物になるが、10年くらいは使えるし、何しろ1日の約3分の1は布団の上で過ごすので、買って良かったと思う。