八王子の人気パン屋 ぶーる・ぶーる・ぶらんじぇり ハード系が充実
おととい十数年ぶりに八王子に行ったが、八王子で有名なパン屋があるということで行ってみた。ぶーる・ぶーる・ぶらんじぇりというパン屋だ。
JR 八王子駅北口から徒歩8分ほど、西放射線通りの終点八日町の交差点を渡り、北に進んですぐのところにある。外観がすごくカラフルなのですぐ分かるかも。
店に入ると、4、5人いたが特に並ぶこともなかった。手前にハード系のパンと食パンが置いてあり、奥のケースの中にクロワッサンやメロンパンなどのソフト系のパンが置いてあった。種類の多さにびっくり。50種類はあったかと思う。値段は2、300円といったところでサイズも小さくはないので、コスパ的には平均点なところか。
ハード系のパンが充実しているように思われた。店内にはイートインスペースが6テーブルある。赤を基調としたオシャレな作り。支払いは独立したパン屋には珍しく、SuicaやEdy、WAONなどの電子マネーも使えた。
とても迷ったが、以下の4つを買った。すべて税込み価格。
○フリュイ 320円
人気ナンバーワンらしい。外はカリカリ、でも中はしっとり。ラズベリーのほのかな甘みと酸味がたまらない。くるみはカリっとして甘く、パンそのものの素材が生かされている。くるみはかなりの量が入っていて、様々な食感を楽しめ、細長く食べやすい。ちょうど焼きたてが出来上がり、交換してもらえたので嬉しかった。接客も好感が持てる。
○ぶーるぶーる 210円
店の名前がついたクロワッサン。とてもサクサクしていて、噛むとシャリっとした食感とバターの香ばしさが口に広がる。クロワッサンの層としてスカスカということはないが、折り込み回数を減らしているという。表面の少し焦げた匂いも良い感じ。バターはたっぷりで中はしっとりしている。そして最後に心地よいほのかな甘みが残る。
○ミルヒミルヒ 230円
ミルククリームパン。冷蔵ケースに置いてある。シャリシャリとした練乳クリームがたっぷり入っている。
ホイップ状の固まりで潰れないように入っているため、噛んだときに舌で溶けてまろやかさが伝わるのが良い。もっちりコッペパンとの相性も良い。結構甘いので最後の方はちょっと飽きるかな。
○栗のブリエ 190円
ハード系のコーナーにあったが、パンはあまり固くはない。中の生地はもっちり、マロンクリームが練りこまれていて、ほのかな甘みが感じられる。そして細かい甘栗が入っている。甘すぎずパンの旨さも引き出し、よくまとめられた上品な感じ。秋に発売された新作らしい。
なかなか八王子に行く機会はないが、行ったらまた買いに行きたいと思った。
ぶーる・ぶーる・ぶらんじぇり
http://www.boule-beurre.com/sp/index.html